2015年3月15日 「結城友奈は勇者である」トーク&ライブイベント「満開祭り」に行ってきた
■会場
豊洲PIT
■キャスト
■服装
作中でキャラクターが着ている制服
■構成
1.ホシトハナ
2.初めの挨拶
3.あなたのまわりのバーテックス(キャストのうち一人がバーテックス役となり、他の4人と舌戦を繰り広げる)
4.朗読(と言いつつキャラソン披露のコーナー)
5.旅立ちの歌(卒業式でやる「楽しかった、修学旅行」みたいなやつ)
6.部歌斉唱
7.生アテレコ
8.Aurora Days
9.終わりの挨拶
■詳細
1.ホシトハナの歌唱
たった1クールのアニメの中でのユニットで、しかもP'sライブと満開祭りしか披露する機会は無いのに、ここまでするかと言うぐらいのしっかりしたフォーメーションダンスをきっちりキメてきて、ここでもキャストやスタッフの皆さんのこの作品にかける思いを感じました。
2.初めの挨拶
会場で売られた女子力うどん300食のうち、5食をキャストが食べたという話になった時、三森さんが「私達が食べたから残り255食になったわけじゃないですよ!」って言って、やっぱリ僕達の三森すずこさんは最高だとウットリしてしまいました(´▽`*)
3.あなたのまわりのバーテックス
みもりんは「直接的バーテックス」というお題でバーテックス役に。
照井さんがセーラー服を着てることに無理があるんじゃないかと攻撃しましたが、「鏡を見ろ」と言われ大ダメージ。
トドメに照井さんから「同年代パンチ!」を食らってマットに沈みました…。
三森さん相変わらず年齢ネタ好きですねえww
4.朗読コーナー
朗読コーナーと銘打ってましたが、友奈たちがカラオケに行く体でキャラソンを歌うコーナーでしたw
フルコーラスではなかったものの、5人全員が持ち歌を披露してくれたのは良かったですね。
ああ、キャラソン歌わずに終わったOBCイベント・・・頭がっ・・!
みもりんはもちろん、東郷さんの持ち歌「古今無双」を歌ってくれました。
みもりんの軍歌が聴けるただひとつのイベント・・・それが満開祭りなのです(OvO)
軍事パレード的なものをイメージしてたのでしょうか、みもりんは右手を上下に大きく振りながら、行進するように歌ってました。
最後には敬礼しながら観客席を隅々まで一瞥し、さながら東郷元帥の閲兵式のようでもありました(笑)
カラオケという体だったので、歌っていないキャストもステージに残ったままだったのですが、それぞれが曲に合わせて体を動かしてたのが面白かった。
三森さんは○△□の時に手で○△□を描いたり、Soda popsでタテタテヨコヨコしてたりして、可愛かったです(*^^*)
三森さんって音楽がかかると絶対体が動くから見てて楽しいですねw
7.生アテレコ
このイベントで一番良かったコーナー。
アニメ作品のイベントではわりと定番的なコーナーではありますが、選んだシーンが非常に良かった。
単純にワンシーンをたれ流すのではなく、声優さんの生の演技を見せるに相応しいシーンをダイジェストでつないでました。
そしてそのままエンディング曲「Aurora Days」につながる構成は実に見事…。
以前から、アフレコ現場の熱量がハンパないという話はインタビュー記事などで断片的に伝わっていましたが、この生アテレコを見てすごく納得しました。
特に花凜と友奈が絶叫するシーンは圧倒されました・・・いくらスピーカーを通しているとはいえ、体がビリビリするぐらいの音圧で、あそこまで出せるものかと、素直に感服しました。
みもりんの東郷さんが泣くシーンのところも良かったなあ・・・。
みもりんは終わりの挨拶の時に、「この作品は先の展開をあえてキャストに知らせずにアフレコをしたから、先を知ってしまった今ではもう同じ演技は出来ないんじゃないかと心配だった」と語っていて、それだけ演技って繊細なものなんだなあ…と感じました。
他にもみもりんは「アフレコでは誰の目にも入らないからすごい表情で演技をしていたけど、今日の生アテレコはお客さんがいるから、あまりひどい顔にならないようにと言う気持ちもあって、演技との板挟みになって大変だった」と言う風な話をしてて、面白い視点のコメントだな、って思いました。
9.終わりの挨拶
すでに生アテレコを見て涙を浮かべていたのですが、夜の部の終わりの挨拶では完全に涙腺決壊しましたね・・・。
中でも黒沢ともよさんのコメントが非常に胸を打たれるものがありました。
アニメは沢山の人が携わってつくり上げるものだから、声優としてキャラクターを演じるときは、独りよがりになってはいけない。
だから自分自身とキャラクターの間には一定の距離をおいて演じるように心がけてきた。
だけど、この作品では樹の声が出なくなってアフレコに参加しなくなったのに、そんな時でもクレジットに自分の名前を入れてくれてて、役者というのは役とともに生きてていいんだということを認識した。
言い回しは違うと思いますが、そんなことを涙ながらに語る黒沢さんを見て、私ももう涙をこらえるのを放棄して泣くに任せました。
黒沢さんがあの若さで震撼するぐらいの素晴らしいコメントを残したあと、三森さんも一所懸命言葉を紡いでこの作品への思いを語ってくれました。
P'sライブでみもりんがソロで歌ってた時も、勇者部の4人が泣きながら応援してくれてたこと。
先の展開を知らない状態で毎回アフレコをしたことで、よりリアルにキャラクターを演じられたことが新鮮だったこと。
共演者の役者魂に当てられて、役者として充実した日々をおくれたことが幸せだったこと・・・
黒沢さんのコメントと比べてしまうと決して上手じゃなかったけど、言葉に詰まりながら、同じ言葉を繰り返しながらも、珍しいぐらいに長くコメントしていた姿は、まさに「せいいっぱい、つたえたい!」という気持ちにあふれていて、「やっぱり三森すずこさんだな・・・」と涙を流しながらその様子を眺めていました。
そして最後は照井さんのコメントなのですが、最後に声にならない声で、4人の名前と役名を言いながら、「みんながそれぞれの役で良かった」と言って号泣していました。
照井さんはラジオやニコ生でも涙もろい人なんだなってわかってたから、こんな感じになることは予想してたのですが…それまでのコメントや色んな物の積み重ねがあったから、全然大げさだとかそんな感じはしなかったですね…。
照井さんのコメントが終わったあと、黒沢さんが不意に、照井さんの誕生日にこの作品のプロデューサーから贈られた言葉を紹介しますと、こんな事を言いました。
「君たち役者に大切なのは、声でも顔でも歌でもダンスでもなく、作品を愛する情熱である」
「そして、その点では私達は負けない信じてますっ」
ありがとうございました!と言って舞台を降りる勇者部5人を、ごく自然にスタンディングオベーションで見送る形になったのも、オタクイベントでは珍しい光景で、いかに観客全員が感動したかを感じる光景でありました。
https://twitter.com/teruiharuka/status/577118669949444096
■総評
アニメの円盤イベントは色々ありましたが、ここまで感動したイベントは他になかったです。
最初「満開祭り」というイベント名を聞いた時は「おいおいwww」という感想しか出てこなかったのですが、終わってみて、きっとこのタイトルは、作品に関わった人たちの気持ちが、今日この場所で満開に咲き誇ってほしいという願いを込めて付けられたんじゃないかと思えるようになりました。
作り手の愛と情熱を感じられる幸せな作品だったとおもいます。
そしてそんな作品に、三森さんが出会えたことが本当に良かったと思いました。
三森さんは最近ヒロイン級の役でいくつかの作品に出演してきましたが、なかなかここまで作品力を感じる作品には出会えていなかったように感じていて、その辺は私の気持ちの中でもモヤモヤしたものがありました。
でも、この「結城友奈は勇者である」は、そんなモヤモヤを晴らしてくれました。
三森さんにとっても、ミルキィやラブライブ!は別格としても、それに次ぐぐらいに大切な作品になったのではないかと感じました。
せっかくのここまでうまく行った作品ですから、ぜひとも続きが見たいですね!
三森さんは最近、割とハッキリと「二期をやりたいのでBD買ってください」とか言うけど、今回は「これからも結城友奈を応援してください」って、控えめに言ってたのは、ひょっとしてもう具体的に何かが決まってるんじゃないかな?、なんて気がしたのですが、その予感があたってることを祈りつつ、今回の記事を締めたいと思います。
長文をご覧頂きありがとうございました。
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