2015年6月27-28日、7月11日 Mimori Suzuko Live 2015 「Fun! Fun! Fantasic Funfair!」に行ってきた
■会場
舞浜アンフィシアター
■出演
・三森すずこさん
・ダンサーさん8人
■開演前
今年もこの日がやってきた…!
三森すずこさんの2回目のワンマンライブ。
2ndアルバムの曲を初めて聴いた時、特に「Heart Collection」を初めて聴いた時から、一体どんなライブになるんだろうと期待に胸を膨らませ続けてきましたが、その答えがいよいよ明らかになる時がやって来ました。
ワクワクと少しの緊張を抱えながら、Fantasic Funafairの玄関口、舞浜駅に到着。
初日の物販はチケットを持っている人限定にしてくれたおかげで、列ができたのも物販開始1時間ちょっとだけで、買いたいものも全部買えました。
レジはスピーディーとはいえませんでしたが、台数が多かったので十分に捌けてましたし、クレジットが使えるのも助かりました。
告知ポスター大好きマンなので、CD等を2000円以上買うと、2ndアルバムの告知ポスターが貰えるやつをやってくれたのも嬉しかったです。
物販に関しても文句なしの良対応でしたね(^ω^)
その後はイクスピアリに戻って、モンスーンカフェでみもりんの大好物、タイ料理でランチ♪
ナシゴレンうめえ~~~
エビ!エビ!!
三森さんに食べさせタイランドヽ(≧∀≦)ノ
イクスピアリの中を見て回ったりしているうちに、開場時刻も近くなり、再び会場に戻りますが、予定時刻を30分過ぎても開場しない…。
なにかトラブルでもあったのかな…みもりん大丈夫かな…と不安に思いながら待っていると、待機してるオタクをかき分けて進んでいく2人の女性が。
紛れも無く大坪由佳プロと五十嵐裕美さんでしたね…。
きっちり現場に来る辺りさすが…最初物販入り口に突入していって、関係者入り口はあっちです!って追い返されてたのが面白かったですねww
2日目の28日には木谷社長、みころん、彩沙ちゃんなど、響の関係者が来ていたようで、7/11はPileさん、遠藤ゆりかさん、内山夕実さん、照井春佳さん、やのあんなさん、天津向などが来ていたようです。
予定より45分ほど遅れた17:45頃、ようやく入場が始まりました。
開演前に「最高のパフォーマンスをお届けするために開場が遅れました」と言うアナウンスが流れましたが、果たして一体何があったんでしょうね(^ω^;;。
初日以外は開場、開演に大きな遅れはありませんでした。
■開演
開演前にはちょっとレトロな雰囲気の洋楽がBGMとして流れてて、Fantasic Funfairの構想の元となった映画「グリース」の舞台である、1950年台のアメリカの雰囲気が感じられました。
バックの電飾で描かれた「Fantasic Funfair」の看板もショウっぽいというか、「CHICAGO」とかにも通ずるような、古き良きアメリカ感が出てて、世界観の統一感が良かったです。
Fun!Fun!Fantasic Funfair三日間無事終了しました!!お越しいただいた皆様、ありがとうございました!!皆さんの最高のパワーのおかげで最高のライブになりました!ファンファンファンタジー!!! #FFFF pic.twitter.com/KTdMMQj8hT
— mimorin.comスタッフ三森すずこ (@mimorincom) 2015年7月11日
そのBGMと客電が絞られて、いよいよFantasic Funfairの開演、いや開園です。
「Ladies and gentlemen. Welcome to Fantasic Funfair!」につづいて、「楽しむことがみもりんとのお約束」みたいなアナウンスが英語で流れ、なんか夢の国っぽい始まりでドキドキ…。
赤い緞帳に緑のレーザー光線で「Fantasic Funfair」と照射されてましたが、最終公演ではその後に「FINAL」と言う文字も照射されました。
■本編
M01:Fantasic Funfair
みもりんとダンサーさんたちが、奈落からリフトアップされてステージに登場。
事前にみもりんが「今回も曲順はアルバム通りにしたい」と言ってたとおり、1曲目はこの曲でした。
金テープが4連射され、みもりんの「Fantasic Funfairへようこそ! みんな楽しんでいってね~!!」の声。
カラフルな衣装のダンサーさんたちといい、遊園地に入った瞬間の高揚感を感じさせる良い演出でした。
M02:ときめいてDream
1曲目を歌ったあとすぐに舞台下手に駆け足ではけていくみもりん。
そして2曲目「ときめいてDream」のイントロが流れる僅かの間に、金色のジャケットの衣装に早着替えをみせました。
この曲の時はバックのセットの上にも登って、ステージ全体を使っての表現を見せてくれました。
星形の風船を持って、セットにそれをくっつけてたのは、「流れ星のイルミネーション」という歌詞に合わせたものだったのかな?
その後も何度も着替えましたが、大掛かりな着替え以外はステージから捌けず、暗転した一瞬の間に上に着てるものを脱いだり着たり変身してて、この辺りも間延びしないようにしようと最大限に工夫したあとが伺えました。
<MC1>
「支配人の三森すずこです!」との挨拶で始まり、3日共につかみは安定の天気の話題w
しかしこの梅雨時に3日とも雨が振らなかったのはビックリでしたねw
レインメーカーさんいったいどうしちゃったの??(笑)
観客が持ってるグッズに言及し、新しいみもりんブレードは「金平糖みたい」とご満悦のご様子でしたが、ウサ耳カチューシャは付けてる人が少なくて「うさぎの耳も…あんまりいないね(´・ω・`)」とちょっとしょんぼり。
買ってたんだけど、つけたら後ろに迷惑かな~と思って遠慮してたんですが、付けておけば良かったと後悔しました(;_;)
Tシャツのチップとデールはやつらのお膝元ということもあってか畏れ多かったみたいで、「チップさんとデールさん」とさん付けで呼んでるのが面白かった(笑)
「このシャツなら着たまま舞浜を歩いても馴染む」とのことで、やっぱりミモリアンがリア充の巣窟で浮いてつらい思いをしないよう…との、ファン思いなみもりんのやさしさが、チップとデールのシャツを産んだのですね…(男泣き)
そしてウサギにちなんでぴょんぴょんウエーブをやろう!、とのことで観客に「手でウサギの耳を作って、ジャンプするときに「ぴょん!」と可愛く言ってください」とのお達しがw
頑張ってやってみたけど「声が低い、もっとかわいく!」とダメ出しを食らい、もう一度ww
みもりんが満足したところで、「向こうの国に負けないぐらいに楽しんでください!」と締めて、再びショウが始まります。
M03:純情 Da DanDan
「せいいっぱい、つたえたい!」のリリイベでその華麗なステップに魅了されたこの曲では、スカートを外してショートパンツに変身。
華麗なステップが見せ所の曲だけに、脚がしっかりみえる服装で歌ってくれて良かったです。
「優柔不断な♪」のところのステップが至高なんですよね…
今回はダンサーさんを引き連れて、帽子やステッキを使ってラインダンスを見せ、「THE ショウ」って感じのアレンジになってました。
ダンサーさんと椅子に並んで座って、脚を組み替えるところがすごくショウっぽくて印象に残りました。
お着替えタイム1
「純情 Da DanDan」のアウトロが続くなか、ダンサーさんたちよりも一歩先にステージから退いたみもりん。
そのままカッコイイ曲をバックにダンサーさんが踊り続け、ここでも間を作らないノンストップのステージを作りたかった意図が見えました。
M04:ROLLER COASTER♡
ダンサーさんたちの曲が終わると同時に、9列目と10列目の間の通路に、トロッコに乗ったみもりんが出現!
「ROLLER COASTER♡」を歌いながら、ゆっくり進むトロッコの上で、客席の隅々まで視線を送りながら、観客に手を振って応えてくれました(^o^)
この時の衣装は、映画「グリース」のヒロインが来ていたものをイメージして作ったそうで、映画を見なおしてみたら確かに色は違うけどデザインはよく似てました。
最終日は後方席だったので、トロッコを準備してみもりんが乗り込む様子がよく見えました。
暗幕で隠されたトロッコの上でしゃがんで身を隠してる様子が可愛かったですね~(*^^*)
M05:Traveling Kit
スカートを外してこんどは水色のショートパンツ姿に早替わり。
この曲ではみもりんがロボットダンスに挑戦!
ダンス経験豊富なみもりんも、ロボットダンスは初挑戦だったそうですが、こんなダンスも出来るんだっと、みもりんのハイスペックさに改めて目を丸くしましたね。
歌詞の中で未来的な乗り物が出てくるから、この曲にロボットダンスを入れたんでしょうね~!
ダンサーさんとウェーブしたりするところもキレイでした。
後ろにレーザーで六角形とか色んな図形が描かれていたのも、なんだか未来っぽかったです(笑)
M06:せいいっぱい、つたえたい!
再びROLLER COASTER♡の時のロングスカートを装着。
すっかりお馴染みのこの曲ですが、こちらも今回は特別バージョン。
円形のステージの真ん中にメリーゴーランドの木馬が登場し、それに腰掛けながら歌うみもりん。
ステージの左右にも来てくれたのも良かったです(っ'ヮ'c)
M07:Heart Collection
そして暗転した舞台に、雷鳴が鳴り響く…。
明るいファタジーだった「せいいっぱい、つたえたい!」から一転して、ダークファンタジーの世界へと切り替わります。
セットの前に半透明な幕が垂らされ、その後ろ側に、アンティークチェアに腰掛けた、黒い衣装のみもりんが…!
プロジェクションマッピング幕に映しだされる洋館や不思議な視覚効果の後ろで、座ったままで、手振りだけでHeart Collectionを歌うみもりん。
2番のサビぐらいからはダンスも入りましたが、ダンスが売りのみもりんを座らせて、しかも姿が見えないように幕を垂らすなんて、完全に世界観を優先した結果ですね。
全くもって思い切った演出で鳥肌が立つぐらいに驚きました…。
最終公演では力が入りすぎたのか、「Heart Collection」と「Spinning Stars」はちょっと声も表情も怖いぐらいになってたような気がしました。
レコーディングの時は「『怖すぎる』と言われて柔らかくした」と言われた話がありましたが、今回あの演出との組み合わせでは、怖いぐらいのほうが個人的には良かったと思います。
2日目と最終公演では、予め最初のMCでみもりんから「カミナリがゴロゴロ鳴ったら、光るものは消灯してね。でないとオバケにみつかっちゃうよ~」と、Heart Collectionではペンライトを消灯するようにお願いがあり、曲が始まる前にもモニタに消灯のお願いが表示されました。
それでも点灯してるオタクには係員が注意してたようなので、相当な徹底ぶりでしたね。
おそらく初日の公演で、ペンライトが予想以上に明るすぎてプロジェクションマッピングが見づらかったから、2日目からそういうお願いが出来たのだと思いますが、この曲は真っ暗な方が雰囲気もいいし、むしろ演出としても正解だったと思います。
ただ、みもブレ2に追加されたパープルが浮かばれない…w
M08:Spinning Stars
以前から「ゴリゴリ踊りたい」とみもりんが語ってた曲だけに、ダンスに期待していました。
いつも笑顔で踊るみもりんですが、この曲はキリリとした表情でカッコ良かったですね。
回転する舞台を使って、みもりんがダンサーの周りを回ったり、逆にみもりんの回りをダンサーが回ったりして、Spinning Starsを表現していて、遠心力や引力を感じさせる見事なステージでした。
足元が回ってる中で踊るのって難しいと思いますが、長年のダンス経験で培ったバランス感覚の良さも伺えますね。
そして間奏の間にスタッフ2名がみもりんに駆け寄り何かし始めて、???と思ってると…
流星のごとく舞浜に舞い上がるみもりん…!
天井に近い高さまで舞い上がったまま、落ちサビの
「駆け巡る わたし 流星みたい 舞い上がる もっと高く、高く」
を歌い上げる姿に、ただひたすらに圧倒され立ち尽くしてしまいました…。
リリイベ東京の時にもやりたいこと聞かれて「飛ぶ!」とは言ってましたが、ここでこう来たか…。
そして吊られたまま最後まで歌いきり、そのまま口を開けた奈落まで降りていくみもりん。
武道館でそらまるが飛んだ時もびっくりしたけど、その時よりももっと高かったように感じました。
※後のMCで9mの高さまで飛んだとみもりんが語ってました。
2日目はあるのがわかってたから少し冷静に見れたけど、今度はワイヤーが外れてみもりんが落ちないかどうかもう心配で心配で、息を呑んで見守ってました。
追加公演では後方ブロックの席から見てましたが、みもりんがペンライトの銀河の上に舞い上げる星のように見えて、前方ブロックとは全く違う美しさが見られました。
お着替えタイム2
BGMに合わせて動く光の演出がしばらく続き、「Spinning Stars」で興奮した心を少し落ち着けながら待ちます。
この光の演出もまた、単なる時間稼ぎではないクオリティーの高さでしたね。
光の演出が終わったあと、他の観客も思わず拍手してましたから、みんな同じ思いだったのではないでしょうか。
M09:ハーモニア
そして黒の衣装から一転して、純白のドレスに花冠と言う姿なって、リフトアップでゆっくりと再びステージに姿を現したみもりん…。
これがもう私にはウエディングドレスにしか見えなくて、その神々しいまでの美しさに思わず涙が溢れてしまいました。
まさに舞浜に舞い降りた天使…
情感たっぷりに歌い上げるみもりんの歌唱力、表現力、そしてみもりんを取り囲む光の演出…全てが最高で最高で最高でした。
バラードだし期待はしてたけど、ハーモニアでここまで魅せてくれるとは…脱帽です。
後方ブロックの席から見ると、光の玉が描いた翼がぴったりとみもりんと一体化して、しかもそれが一枚の絵画のように見わたせて、完全にペンライト振るのも忘れてただただ見惚れていました。
最終公演では出だしでリフトアップが遅れて、そのまま奈落の中で歌い始めるというハプニングも有りましたが、そこも何事もなかったかのように冷静に対処していたみもりんにも痺れましたね。
M10:ちいさな手と観覧車
ドレスのスカートを外して、身軽に変身。
後方ブロックの席から見ると、場面に合わせて色とりどりにイルミネーションされる観覧車をバックに踊るみもりん達が、ステージ全体で夕方の遊園地を表現している感じが伝わってきました。
ダンサーさんが持ってたバトンの先が光りながらクルクル回るのがキレイだったなあ…。
公演前の期待値はこの曲が一番楽しみにしてたのですが、直前のハーモニアが圧倒的すぎてちょっと印象が薄くなってしまった感じがあるのは、この曲にとって不運でしたね(^ω^;;
M11:Wonderland Love
「ラストの曲です、ぴょんぴょんしてね~」とのことで、いっぱいピョンピョンしましたw
ここでも天井から吊られた多数の光の玉が、みもりんの手の動きに合わせて飛ばされて、そしてハートの形になるような演出があって、見事でしたねえ。
曲の最後に投げキッスがあったのも可愛かったです(*^^*)
歌い終えて、「三森すずこが贈る夢の世界、Fantasic Funfairはいかがでしたか?」と言ったあと、ステージを隅々まで巡って、客席に手を振りながらステージを降りるみもりん。
ここまで時間にして開園から約1時間。
2曲めの後のMCからノンストップで繰り広げられたアトラクションたちでしたが、本当ににあっという間でした。
去年のツアーも短く感じたけど、今回はもっと短く感じて「ホントにもう終わりなの???」って思いました。
それだけ密度の濃いステージだったわけですが、まだまだ楽しみたい!
ということでアンコール。
■アンコール
1.セットリスト
初日
EN1:会いたいよ…会いたいよ!
<MC>
EN2:グローリ!
EN3:ユニバーページ
2日目
EN1:夢見る!信じる!未来叶えて!
<MC・誕生日サプライズ>
EN2:みんなでイエー☆オー!!
EN3:ユニバーページ
追加公演
EN1:グローリ!
<MC>
EN2:みんなでイエー☆オー!!
EN3:ユニバーページ
3日共にアンコールではアレンジしたチップとデールTシャツ(インディゴブルー)に着替えての登場。
グレーは着てくれなくて、グレーしか買わなかった俺様涙目でしたねwww
MCなしで駆け抜けた1時間のショウに、思わず「やっとしゃべった」と笑うみもりん。
アンコール曲は2ndアルバムのリリイベで集めた投票を元に、ランキングで決めたとのことでした。
追加公演で「今日はベスト3を歌います」と言ってたので、
1位:ユニバーページ
2位:みんなでイエー☆オー!!
3位:グローリ!
だったということですかね。
1位はわかるけど2位と3位は個人的にはかなり意外な曲でした(^ω^;
初日はみもりんがタオルを出したので「みんなでイエー☆オー!!」だ!と思ったら
みもりん 「私のことを全力で応援してください」
オタク 「????」
みもりん 「さあ全力投球で♪」
オタク 「;;;;;」
となってたのがなんか面白かったですw
追加公演ではタオルをやめてポンポンになってて、間奏でダンサーさんが一列に並んで、みもりんがバットを振るとポンポンで打球が飛ぶ様子を表現してたのがGJ部でした!
2.アンコールMC
MCではショウを振り返って幾つか語ってくれましたが、印象に残ったのは、
・純情Da DanDanは「ザ・ショウ。ザ・エンターテインメント」って感じでやりたいってずっと思ってたから、ラインダンスしたりできてすごく楽しかった
・ROLLER COASTER♡の衣装は、映画「グリース」のヒロインが着てた衣装をモチーフにした。だからあれがFantasic Funfairのヒロインなんです!
・Spinning Startsでは高さにして9m飛んだんだ。ロープだけであんなに高く飛んで科学の力はすごい(笑)
フライングは「やりたいやりたい!」って言ってたけど、いざ実際に飛ぶとなると「やっぱり大丈夫かなあ…」って日和ったりもしましたw
・客席が近くて後ろまでよく見える。この舞浜アンフィシアターはまるでFantasic Funfairのために作られたようなステージ。
・1stライブは、楽しもうというよりも不安と緊張の方が大きくて毎回胃薬を飲んでたが、今年は全然違ってワクワク感しかなかった。
とはいえ、さすがに初日の前の日の夜中は眠れなかった。
初めて立つ会場だし、ステージが思ったより円だったらどうしようとか色んなことが頭に浮かんで、ずっと脳内通し稽古してたけど、ステージに出たらすっかり忘れて楽しめた。
・(追加公演まで)2週間の間が開いてその間に他のこともしてたんですけど(笑)、この日が待ち遠しかった。
胸がいっぱいでお腹が減らない。今日燃え尽きたら一杯食べる。
と言ったところでしょうか。
「円が思ったより円だったら」っていう言い方、面白かったなあw
要はステージが半円じゃなくてもっと後ろ側まで客席があったらどうしよう、って言いたかったんだと思いますが、ほんと面白い言葉のチョイスでこういうの大好き♡
あと、追加公演で水を飲もうとした時、お水おいしい?と聞こうとするオタクに「あ~美味しい、美味しいよ」ってめんどくさそうに、しかも水を飲む前に答えたのが面白かったですw
あの時は水が3種類あったようですが、あれは何故だったんだろう…。
ソロ活動を初めて2年目か3年目かわからなくなって考えこんでしまったところもワロタww
「数字は本当に苦手なんですよ~」って言ってたけど、さすがにそれは数字がどうこうという問題ではないような…w
そして3日間通して繰り返し言っていたのは、
こうやって自由にステージで歌って踊れるのは本当にみんなの愛があるからこそ。
ああ、なんて素敵な人生何だろう…。
みんなの温かい気持ち、メッセージ、お手紙を受け取って、日々のエネルギーにしています。
だからうまくいかない時や落ち込んだ時も頑張れる。
私もみんなの活力になっていたら嬉しいなって思います。
もっともっと、みんなに楽しんでもらいたいし、みんなといっしょにたくさんの景色を見ていたいから、これからも頑張ります。
応援よろしくお願いします。
ということでした。
追加公演の最後には「日頃言いたかったことが言えると、こんなに胸の中がすっきりするんだな…」とボソッと言っていて、あまり表に出さないけど、いつもそう思ってくれてるんだなあって思えて、嬉しかったですね。
2日目には
「みんなの愛に包まれて、例えるなら寒い時期にあつーいお風呂に入ったような感じ?。わかるかな?……わかんねえだろうなあw」
なんてことも言ってましたね。
温かいお風呂だったらわかるけど「あつーい」って言われるとちょっと首を傾げちゃいますよね~さすがみもりんだと思った(笑)
そしてぴょんぴょんウエーブを痛く気に入ったご様子で、初日限定でしたが、ひとしきりMCが終わったあと、もう一回やりたいと言ってやらせる一幕もありました(笑)
終わったあと「私のライブって感じ」とご満悦の様子が可愛かったです(*^^*)
3.記念撮影
その後恒例の記念写真の撮影がありましたが、その時前髪を整えようとして「そらまるちゃんが(前髪の分け目の)角度大事って言ってた」と言う、ラブライブ!のファンミーティングツアーで出たネタを使ってたのが面白かったですねw
客席がステージを囲んで半円形だったので、撮影は「バウムクーヘンみたいに三分割でやる」とみもりんが言った時、関係者席にいた大坪プロが私信と勘違いして大喜びしていたらしいです(ノ∀`)
大坪プロがいない日も同じ事言ってたし、あれは断固私信ではないですね!!!!!
撮影の時の掛け声は、初日は「ファンファンファンタジック!」だったのですが、う行で終わると口が尖ってしまうからということで、2日目以降は「ファンファンファンタジー!」に変更になりました。
みもりん曰く、一晩考えた掛け声だそうで…w
「ジーっていいよね」って自画自賛した後に「夏になると出てくるG…」って言ったのは謎でしたがww
4.誕生日サプライズ
誕生日の6/28の公演では、誕生日サプライズがありました。
アンコールで1曲めとMCが終わり、タオルを持って「元気いっぱいグルグルしてください、次の曲はこれ!」
と言った瞬間、流れてくるはずの「みんなでイエー☆オー」ではなく、謎の音楽が…!
そしてモニタに映しだされたのは
矢 野 通!!
悲鳴とともに盛大にコケるみもりん。
「三森すずこの誕生日?しったことか
でも水道橋のオレの店にも来たことあるらしいし、だからおめでとうございます
これからも声優として歌手として頑張れよ
お前ら、オレのDVD千枚二千枚買えよ」
続いて現れたのはオカダ・カズチカ
「三森すずこさんの誕生日ということで…特にありません。
いや、誕生日おめでとうございます。
三森さんにはオカダと言われるけど、歳上なのでオカダさんな!とは言えません。
三森さんは声優界のレインメーカーを名乗ってるということですが、レヴェェェェルの違いを見せてください。
というわけで三森さんに金の雨がふるぞ~~~」
みたいな内容のメッセージでした。
さり気なく年齢攻撃するオカダ…w
そしてHAPPY Birthdayをみんなで合唱
「またやられた…!」と驚きと喜びで涙を流すみもりん。
涙をタオルで拭いながら、「どうしよう、化粧…大丈夫?行ける??」
そっちの心配かいww
「このショウを成功させたくてこの数日間は必死で、誕生日のことは忘れかけてました。
お肉で言うと熟成肉が好きなので、肉も女も熟成させたほうが旨味が出ると思ってるので、この先もいろんな経験をして、みんなの愛を受け取って、おいしく熟成したいと思います」
と語るみもりん。
肉が唐突に出てきて若干戸惑いましたが、29歳だから肉を引き合いに出したのですかね?(笑)
ステージ上でケーキを食べようとするみもりんには「え?」って思いましたが、すかさず袖からフォークが差し出されて、まるで予見してたかのようでしたw
その後、改めて感謝の気持を語るみもりん。
「舞浜には小さい時から夢の国に遊びに行ってた思い出の地で、そんな場所で誕生日をたくさんの人にお祝いしてもらって、小さい頃から憧れていた、みんなに自分のステージを見てもらえる、そんな大人になれてほんとに嬉しい…。
幼稚園の時の卒園アルバムに、某夢の国のダンサーになりたい…と書いた私が、今日このステージに立てていること、みんなに見守られて愛をたくさん受けていることに、本当に幸せを感じています…!
でも私は貪欲なのでまだ満足しませんっ。
声優界のレインメーカーとして、一味違うレインメーカー道を突き進んでいきたいです!」
そんな風に語ってくれました。
小学生の頃からダンスとかやってたというのは知ってましたが、幼稚園の頃にすでにダンサーになりたいという明確な夢を持っていたことは初めて聞きた話でした。
この娘は生まれながらにステージに立つことを宿命付けられていたのかも知れないな…。
この娘がステージに立つ道を閉ざすようなことがあってはいけない。
この娘が舞台に立ち続けられるように応援しよう・・・
気がつけば去年の6.28に思ったことと全く同じことを、改めて強く感じている自分がいるのでした。
そんなMCがあったこの日に、「夢見る!信じる!未来叶えて!」を歌ってくれたのは、なんだか偶然には思えないんですよね。
「夢見ることをやめないで
信じることをやめないで
キミだけの未来 ねぇ 絶対!絶対!
叶えていこうよ
ハードル上がるほど もっと高く飛べるでしょ?」
このフレーズは完全にみもりんの生き方を表してると思うんですよね…だからこの曲大好きなんですよね…。
去年みたいな本気のサプライズは、やっぱり最初でしか出来ないことだから、プロレスラーというネタをぶっこんで来たのは正解だったと思います。
あんなに素晴らしいショウの後だけに、あんまりしんみりしちゃうのも良くないですしね!(^ω^)
追加公演の最後のユニバーページを歌ったあとに、みもりんが「ありがとう、今日は楽しかった~~! ありがとう!!」って言ったのが、本当に自然に心から出た言葉に聞こえたのが嬉しかったな。
■総評
諸事情でツアーは出来なかったですが、それを逆手に取って、この舞浜アンフィシアターでしか出来ないショウを見せつけたのも見事でした。
ともすれば曲数や時間の短さに不満の声が出かねないのに、そこに媚びずにFantasic Fanfairの世界観を最大限に表現することを選んだ潔さには、あっ晴れと言えるでしょう。
少し検索してみたけど、時間の短さに不満を言っている人はほとんどいなくて、大方の人に今回のショウの趣旨が理解されていたことに驚きました。
去年の早着替えもすごかったけど、今年のはステージ上で暗くなった一瞬で変身するという離れ業を見せてさらに磨きがかかりましたし、本格的に着替えるときも、ダンサーさんや照明によるショウが切れ目なく続いて、間延びが全くなかったのも、Fantasic Funfairの世界観に没入度を大きくすることに貢献していたと思います。
舞浜アンフィシアターは初めて行きましたが、見る席によって見え方が全然違って、3公演ともに全く違った視点で見ることが出来て良かったです。
特に追加公演は敢えて後方ブロックの座席と代わってもらって、今までの2回の公演の記憶と、他の人のレポートやツイートも掘り起こし、どの曲のここではどこを見るんだ…というイメージトレーニングを重ねて臨んだので、見たかった演出が全部きれいに見れて最高でした。
欲を言えば、アンコールの曲数をもう少し増やして、三公演ともに違う曲にしてくれれば完璧だったかな~。
5曲✕3公演で15曲あって、全部違う曲だったら、1stアルバムの曲も全部網羅できて最高だったな~なんて思うわけですが、まあそれは贅沢言い過ぎってもんですかね(笑)
ヘッドセットを使ってくれたこともとても喜ばしいことだったのですが、ハーモニア以降はハンドマイクになり、結局アンコールの既存曲ではヘッドセットを使ってくれませんでしたね。
だから今回ヘッドセットを使ったのは、あくまで今回の公演の演出上の必要性からの措置であって、今後の通常のライブではやっぱりヘッドセットを使うつもりはないんだろうなって受け止めました。
とても残念なことですが、これで淡い期待も完全に打ち砕かれた気分です…・゚・(ノω;`)・゚・
追加公演では何度か歌詞を間違ったところもありましたし、ハーモニアでもリフトアップが遅れるパプニングもありましたが、その後焦ってガタガタにならないで、何事もなかったかのように歌い続けられていたのも、みもりんのステージ度胸に感服せざるを得ませんでした。
そしてもう一つとても大きく感じたことは、みもりんの内面の大きな変化です。
一言で言うなら、「三森すずこが本性を表し始めた」、これに尽きると思います。
1stライブの時は「Jingle Child Story」と言う用意された世界観を、三森すずこが表現するライブであったと思います。
それに対して2ndライブは、三森すずこ自身が作り上げた世界観を、三森すずこ自身が表現するライブ、いやショウであったと思います。
2ndアルバムを聴くまで、私は、みもりんは「与えられたキャラクターや世界観を表現する」タイプの演者だと捉えていました。
自分自身で世界観を作るタイプではないと思っていました。
そんなみもりんが、2ndアルバムで一気に自分の世界観を出してきた。しかも確信を持って、自信満々に…。
1stアルバムの時は「自分の意見も取り入れてもらった」みたいな言い方をしていたみもりんが、2ndアルバムでは「私のアルバム」とハッキリ言ってのけたとき、私はとても驚きました。
ライブもみもりんがやりたかったことをドンドン積み上げていったような内容で、完全に三森すずこプロデュースのファンタジー空間でした。
上海のランティス祭りの帰りに、みもりんが「CLUB SEVEN」と言うショウを見に行って、こんなツイートし残していました。
上海から帰国後、CLUB SEVENを観にシアタークリエにいってきましたー!私の原点が見えた気がしましたよ♪ 玉野さんはいくつになってもエネルギッシュ!沢山笑って勇気もらいましたー! 自分のライブへのモチベーションも上がりましたよ♪ pic.twitter.com/w50cpj7pTl
— 三森すずこ (@mimori_suzuko) 2015, 4月 13
「私の原点」と言う言葉が気になって、私も見に行ってみたのですが、出演者の名前を見てなるほど、と思いました。
そしてその時はピンと来なかったのですが、今回の3日間のショウを見て、改めてなるほど…と思いました。
「純情Da DanDan」なんかはこの公演からインスピレーションをもらったんじゃないかな、と言う気がしましたね。
ソロデビューから1stアルバムを作る過程で、悩んで苦しみながらも自分と真摯に向き合って、何かを掴んだようには見えたけど、そこからこういう方向に発展していくとは全く予想外でした。
いったいみもりんに何の変化が訪れたんだろう…私の中で完成しかけていた三森すずこ像が大きく揺らいでしまったことに、戸惑いと恐れすら感じました。
私が思っていたよりも遥かに底が知れない存在になった三森すずこさん。
人気や知名度だけではなくて、人間としてぐんと大きくなったことを思い知らされました。
この人は一体何を目指し、どう変化を遂げていくんだろう…いまだ明かされないみもりんの7つの目標のうちの残り6つも含めて、ますます目が離せなくなりました。
舞浜でライブがあると聞いた時、「みもりんのディスニー凱旋公演だ」真っ先に思ったので、ライブのMCでもその話が出るんじゃないかと期待してたのですが、全く触れなかったですね。
「夢の国のダンサーになる」と言う夢は、「ミッキーのドリームカンパニー」でマーガレット役を射止めた時に、すでに叶えていたことになるのかも知れません。
その後、全く想定していなかった声優という未知の世界に飛び込んで、再び舞浜のステージに舞い降りたみもりん…
「ミッキーのドリームカンパニー」自体も、ダンサーを夢見るマーガレットがオーディションに落ちても諦めないで頑張って、夢へのきっかけを掴む、っていうストーリで、この役を、幼稚園の頃から夢の国のダンサーに憧れていたみもりんが射止めたっていう事自体が、物凄いドラマチックな話じゃないでしょうか…。
この辺りの話もみもりんに語ってほしいなあ…って思うのですが、そう思って振り返ると、私が知る限り、みもりん自身の口から夢の国でマーガレット役をやっていた事を聞いた覚えが無いことに気づきました。
インタビュー記事やラジオ番組などで過去を語るとき、宝塚を目指したり、ミュージカルをやっていたことはよく語っているのに、ディスニーの話は全く触れられていないのは何故だろう…。
響の公式プロフィールにも記載されている周知の事実のはずなのに、考えてみれば不思議な話です。
果たして何か理由があるのでしょうか…?
木谷社長にミルキィホームズやりませんか?と言われたのはおそらく2008年末だと思われます。
その後2009年5月19日に橘田さんと初めて顔合わせして、2009年10月にミルキィホームズとしての活動が始まるわけですが、その間にディズニーとCutie Paiでの活動があるわけで、この時期のみもりんの心境はいったいどうだったんだろう…。
前からとても気になっている部分なのですが、それは1stツアーの千秋楽で言っていた「今は心の引き出しにしまっておく」と言う言葉にリンクしているような気がしています。
こんなことを言うと笑われそうですが、最近私は、ファンという立場だけでなく、みもりんの生き方や人生そのものにすごく惹かれるものを感じています。
だからこの人の言動のすべてを見ていたい、聞き逃したくない…私が必死でイベントに通い続けているのは、そういう理由なんだと思います。
1人の人生の軌跡として、いつか伝記を書いてみたいなあ…なんて、割と真顔で考えていたりします(笑)
■番外
今年も横断幕に寄せ書きを頂いて、みもりんにプレゼントしました。
ご協力くださった皆さん、イラストを描いた下さったのうちらすさん、ありがとうございました!(^ω^)
いつもの人も、久しぶりの人も、初めましての人も、顔も名前も知らない人も色々だけど、なんやかんや言うてみんなみもりんのこと好きなんやな~って再認識できるのも、むにゃの日の嬉しいところなんだなあ…
また来年も素敵なむにゃの日が迎えられるように、いつも頑張っているみもりんに置いていかれないように、ちっぽけな自分だけど、自分なりに日々頑張って行こう…そんな勇気をいっぱいもらえた3日間の公演でした。
応援してきたつもりが、すっかり応援される方が大きくなっちゃったな…。